保育士みふぃこの絵本棚

保育士みふぃこが、実際に保育園で読み聞かせしてきた絵本コレクションをご紹介します♪ たまに日常のつぶやきも。

『むしさん なんの ぎょうれつ?』

 

保育士みふぃこ と申します!

私が保育士として働く中で集めた絵本コレクションをご紹介していきたいと思います◎

 

今日ご紹介するのは、夏らしいこちらの絵本!

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絵本『むしさん なんの ぎょうれつ?』

作者 オームラ トモコ

出版社 ポプラ社

 

最近よく見かけるようになった『なんの ぎょうれつ?』シリーズの絵本。

うちのクラスの子どもたちは虫が大好きなので、購入してみました。

この絵本のすごいところは、

なんと、50匹もの虫が登場するところ...!

「カブトムシ」などの人気の虫から「ヤスデ」などのちょっとマイナーな虫まで出てきます。

そして、登場するすべての虫の名前が記されているので、1匹ずつ何の虫なのか読み上げていくとかなりボリューミーな絵本となっています。

でも、文章自体はとても短いので読みやすく、次から次へと登場する虫たちに、子どもたちも夢中で見ています!

 

最後のオチが夏にぴったりで可愛らしいので、虫に興味を持っているお子さんにはぜひ見てほしい一冊です!

 

街中では なかなか見ることができない虫も多く登場するので、この絵本を通していろいろな虫を知ったり、興味をもつきっかけになったりして、生き物への関心につながっていくといいなぁと思います♪

 

 

 

 

『おむつのなか、みせてみせて!』

 

保育士みふぃこ と申します!

私が保育士として働く中で集めた絵本コレクションをご紹介していきたいと思います◎

 

仕事が重なって重なって...久しぶりのブログになってしまいました( •ө• )

気付けば7月もあと少し。

暑さに負けず、過ごしたいものです。

 

さて、今日ご紹介したい絵本はこちら!

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絵本『おむつのなか、みせてみせて!』

作者 ヒド・ファン・ヘネヒテン

訳 松永りえ

出版社 パイ インターナショナル

 

こちらの絵本は、好奇心旺盛なねずみくんが、友達のおむつの中が気になって『みせて!』とお願いし、いろいろな友達のおむつの中(うんち)を見せてもらう、というお話です。

 

わたしが今2歳児クラスを担当しているのですが、夏になり、そろそろトイレトレーニングを進めていきたくて、読み聞かせに取り入れているところです。

 

子どもの発達具合や意欲、そしてお母さんお父さんの心の余裕があるタイミングで進めていくことが大切ですが、

なおかつ、夏場の方がトイレトレーニングが進みやすいと言われています。

(トイレが寒くない&お漏らしして濡れても寒くないため風邪を引きにくい、洗濯物が乾きやすいなど)

 

今のクラスの子どもたちは、トイレに行くと排泄できることが増えてきて、自分で『ちっち出る』など教えてくれる姿も出てきているため、この絵本を読み聞かせしています。

やはり子どもたちは“うんち”が大好き!笑

ねずみくんの友達である動物たちの、いろいろなうんちに興味津々で見ています!

 

何にでも言えることですが、楽しい気持ちをもって行うことが大切。

トイレトレーニングも、もちろんイヤイヤされることも多いですが笑

楽しみながら無理なく進めていけるといいですね◎

 

 

 

★推し“絵本イラスト”

 

保育士みふぃこ と申します!

こちらのブログでは、私が保育士として働く中で集めた絵本コレクションをご紹介しています◎

 

...が!今回は絵本紹介ではありません。

誠に勝手ながら、私みふぃこが大好きな【推し絵本イラスト】のご紹介をさせていただこうと思います!

 

それがですね、こちら↓

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(*絵本『おやすみくまちゃん』については、またそのうちブログ書きます)

 

1つ前のブログでもご紹介した絵本『だいすき ぎゅっぎゅっ』と、『おやすみくまちゃん』をはじめとした「くまちゃんシリーズ」の絵本イラスト。

これらすべて【デイヴィッド・ウォーカー】さんという方が描いているんです。

 

この方の描く動物たちが、雰囲気から表情までほんわか可愛いらしくて、色合いも柔らかで、絵本の温かく優しい内容とマッチしていてとても素敵なんです。

 

わたしのツボに見事にハマるこのイラスト...

デイヴィッドさんの描いたイラストの絵本を、もっと集めていきたいなぁと思っているところです!

 

内容ももちろん大事ですが、子どもたちがまず見るのは“絵”。

「この絵が好き」

「このセリフが好き」

「この場面が好き」

など、絵本にも色々な“好き”の要素がありますが、文字がまだ読めない年齢の子どもたちにとっては特に1番の情報となるのが“絵”なので、発達に合わせた絵(0〜1歳児には原色のようなはっきりとした色や線の絵が見やすくて良いなど)も大事だけれど、同じくらい「自分が好きな絵」も見つけて、絵本を楽しんで見てほしいなと思っています。

 

そして絵本って、もう子どもじゃなくても、大人になった今でも見ていいんです。

 

昔好きだった絵本、本屋さんでパッと目に留まった絵本、読んでみたら心に響いた絵本...

自分が「これ好きだな」と思える絵本に出会って、見て読んで、少しホッとできたり元気をもらえたりしたらいいですよね!

 

...ということで、今回は私が推している絵本イラストについてご紹介させていただきました!

もしよかったら、推し絵本・イラストを見つけてみてくださいね◎

 

 

『だいすき ぎゅっぎゅっ』

 

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今回の絵本は、わたしが大好きなこちら!

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絵本『だいすき ぎゅっぎゅっ』

作者 フィリス・ゲイシャイトー/ミム・グリーン

絵 デイヴィッド・ウォーカー

訳 福本 友美子

出版社 岩崎書店

 

この絵本は、うさぎの親子の1日を描いたお話なのですが、1日の中で何度も何度も「ぎゅっ」とハグをします。

お母さんうさぎと子うさぎの愛情豊かな1日の様子に、読み聞かせた後はいつも温かい気持ちになれるのでとっても大好きな1冊です!

 

園では1〜2歳の子どもたちに読み聞かせをしました。

『だいすき ぎゅっぎゅっ』のセリフを覚えて、「しぇんしぇー、だいすきぎゅっぎゅ みたい!」と言ってくれるのが可愛くて嬉しかったです♪

読み聞かせた後に、実際に「大好きぎゅっぎゅっ」と言いながら、子どもたちにハグをするのがわたしの中の定番で(笑)

お話の温かさを、この幸せな気持ちを、実際に触れ合うことで感じてもらいたいなぁと思いながらハグします!

 

こちらの絵本、絵本ナビ(*)では“0〜3歳向け”と記載がありましたが、どの年齢のお子さんにも読んでほしい絵本だなと思います!

そして、読んだらぜひぜひ親子で一緒にハグをしてほしいです♪

和んだり幸せを感じたりしながら、温かい時間を過ごしてください◎

 

*【絵本ナビ】とは...絵本のためしよみができる絵本・児童書情報サイトです。気に入った絵本があったら、そのまま購入もできます。

 

 

 

『みんなのおねがい』 (七夕絵本)

 

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6月ももうすぐ終わり、あっという間に7月がやってきますね。もう今年も後半に入るなんて早い...

7月といえば、まずやってくる行事が「七夕」。

ということで、今日ご紹介する絵本はこちら!

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絵本『みんなのおねがい』

作者 すとうあさえ

絵 おおいじゅんこ

出版社 ほるぷ出版

 

すとうあさえさんの「はじめてのぎょうじえほんシリーズ」の1つである、こちらの絵本。

 

“日本の伝統行事を、2~3歳児の発達に合わせて、シンプルな物語絵本にしました。巻末には、ミニ解説がついています。”

ほるぷ出版HP 内容説明より】

 

日本のものを含め、行事って子どもにもわかりやすく説明するのってけっこう難しいんですよね。

年齢の低い子どもたちには特に、昔ながらの絵本や紙芝居などを使って伝えようとしても、言い回しや内容が少し難しくて理解しづらかったりします...

そんな中で、この行事絵本シリーズは「由来を説明する」わけではないけれど、「どんなことをする行事なのか」が簡単に描かれているので、2〜3歳の子どもたちにも難しすぎずに伝えることができます。

 

園では、今わたしが担任を務めている2歳児クラスの子どもたちと「七夕の笹飾り」を製作する際の導入として、こちらの絵本を読み聞かせしました。

絵の可愛いさも魅力ですが、何よりもシンプルな絵柄と内容なので見やすく、小さな子どもたちにも「七夕ってどんなことをするの?」という点が伝わりやすいと思います。

 

由来などはまだ理解できなくても、まずはどんな行事なのかを知って、雰囲気を楽しめたらいいですよね♪

 

行事についての絵本は色々あるので、お子さんと一緒に楽しめそうなものを選んで、楽しく伝統行事に触れられるきっかけになるといいですね◎

 

 

『ぞうくんのさんぽ』

 

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さっそく、今日の絵本はこちら!

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絵本『ぞうくんのさんぽ』

作者 なかのひろた

レタリング なかのまさたか

出版社 福音館書店

おすすめ年齢 2歳から(福音館書店HPより)

 

この絵本は、散歩に出かけたぞうくんが、かばくん・わにくん・かめくんにそれぞれ会い、自分の背中に乗せてあげながら散歩していくストーリーです。

みんなを背中に乗せると重たくて、最後には池に落ちてしまうのですが、落ちた時の『どぼーん』というセリフと場面が子どもたちには人気です!

 

福音館書店HPには『読んであげるなら、2歳から』との記載がありました。

園では1歳後半〜2歳の子どもたちに読み聞かせをしました。

2歳以降になると「どぼーん  みたい」と、見たいページを教えてくれて、ぞうくんたちが落ちる様子を真似して自分も倒れてみたりしながら、お話を楽しむ姿がありました。

子どもの様子に合わせて、『この絵本の文章量や内容なら理解できそう・楽しんで見れそうだな』と思う絵本を選んで読み聞かせてあげるといいと思います◎

 

ちなみにこの『ぞうくんのさんぽ』シリーズ、

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4冊+大型絵本が出ていて、主人公のぞうくんではなく、友達のかめくんのお話もあります。

今の時期なら『ぞうくんのあめふりさんぽ』も面白そうですね!

(✳︎『ぞうくんのさんぽ』以外は、おすすめ年齢3歳から、となっています)

 

子どもの興味に合わせた絵本の用意はもちろんですが、季節や時期に合わせたお話を用意することも、子どもの学びにつながりますね!

 

いろいろな絵本を見てみながら、お子さんとの絵本時間を楽しんでくださいね◎

 

#2歳児保育日記 :『小さな世界』

 

 

今日の夕保育中、降園した子どももいて少人数になった部屋の中で、ふと聞こえてきた会話。

 

絵本『アンパンマンをさがせ』を床に置き、色々な姿のアンパンマンが見開きいっぱいに描かれているページを見ながら、

男の子と女の子が一緒にページを覗き込んでいる場面で、女の子が言ったセリフ。

 

「せかいは せまいんだよ!」

 

え!?と思わず、そこにいた大人みんなでよーく耳を澄まして聞いていると、何度も何度も

「せかいは せまいの!」

「せかいは せまいんだよ!」

と男の子に訴えている女の子。

 

大人はそろって笑ってしまいました。笑笑

 

男の子は言われている意味がわかっておらず、ぽかーんとしているからまた...シュールですね〜

一方通行の訴えでした。

 

私的にここ最近で1番面白くて、笑いすぎてお腹が痛くなりました笑

笑い泣きした先生も笑

 

女の子はおそらく、以前ディズニーランドに行った時に乗った『イッツアスモールワールド』の歌をよく歌っていたから、思い出して言ったのでしょうね!

絵本に描かれているアンパンマン同士の距離が近いから、『せまい』に繋がったのかな。

 

3歳近くなり、話す力や記憶力が増してきて、自分の経験を話したりお友達とのやりとりを楽しんだりしている姿は微笑ましいですね!

よく聞くと面白い会話が繰り広げられるようになってきて楽しいです♪

笑わせてくれてありがとう〜

先生、明日も頑張れるわ!