保育士みふぃこの絵本棚

保育士みふぃこが、実際に保育園で読み聞かせしてきた絵本コレクションをご紹介します♪ たまに日常のつぶやきも。

『おーいかばくん』

 

保育士みふぃこ と申します!

私が保育士として働く中で集めた絵本コレクションをご紹介していきたいと思います◎

 

今日の絵本はこちら!

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絵本『おーいかばくん』

詞 中川いつこ

絵 あべ弘士

曲・歌 中川ひろた

出版社 ひさかたチャイルド

対象年齢 2〜3歳から

    (ひさかたチャイルドHPより)

 

こちらの絵本、今回ブログで紹介するにあたって調べたところ、元々はTV番組で歌われていた曲だったことが判明↓↓↓

 

幼児向けTV番組「ひらけ!ポンキッキ」で歌われた名曲「おーいかばくん」が、楽しいCD付き絵本になりました。ゆったりのんびりとしたかばの表情に心もなごみます。

【ひさかたチャイルドHP、内容紹介より】

 

 

この絵本は、一緒に担任を組んでいた先輩が持っていたのをきっかけにわたしも購入したので、曲を元に作られた絵本とは知りませんでした...!

 

園では、1歳半頃〜3歳の子どもたちに見せていました。

CDで曲をかけながら絵本を見るので、子どもたちも普段の読み聞かせとはまた違う絵本の楽しみ方に、興味をもって見てくれます。

歌詞を覚えてくると、子どもたちも一緒に「♪おーいおーいかばくん」と歌ってくれるのが可愛らしいです!

 

ひさかたチャイルドHPには『対象年齢2〜3歳から』と記載があったのですが、

2歳前の子どもでも十分楽しむことはできて、様子としては、歌をきくことや絵本を見ること自体を楽しむ感じになるかなと思います。

2〜3歳になって話せる言葉が増えたり、理解力が上がってきたりすると、

お話の意味がわかったり、一緒に歌をうたったりすることで、より楽しんで絵本を見る姿が見られます。

 

文章を読む“読み聞かせ”ももちろんいいですが、歌ったりCDで曲をきいたりしながら見ることも、絵本を楽しむ方法の1つですね!

 

お子さんと一緒に、歌を楽しむ絵本時間を過ごしてみてくださいね♪

 

 

 

#2歳児保育日記 :『虫さされ』

 

昨日お散歩に行った時に、腕を蚊にさされてしまった男の子。

今日登園したら、昨日の虫さされ箇所を掻きこわしてしまっていました。

 

ここ、虫にさされちゃったね〜

かゆいね〜

 

と話していたら、その子が

『ここ、くわがた にさされちゃった』

と教えてくれました。

 

“クワガタにさされる”

なんて発想、思いつかなかった...!

 

「蚊にさされる」を「カニにさされる」

なんて言い間違いもよく聞きますが、本当に子どもの可愛らしい言い間違いには思わず微笑んでしまうし、発想力には驚かされることばかりです!

 

 

『しろくまのパンツ』

 

保育士みふぃこ と申します!

私が保育士として働く中で集めた絵本コレクションをご紹介していきたいと思います◎

 

今日の絵本は、祝10周年を迎えたこちら!

 

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絵本『しろくまのパンツ』

作者 tupera tupera (亀山達矢・中川敦子)

   ※読み方:ツペラ ツペラ

出版社 ブロンズ新社

 

10周年おめでとうございます㊗️!!

“絵本がパンツを履いている”という遊び心がとても面白くて素敵なこちらの絵本。

子どもたちに読み聞かせる時にも、パンツを脱がせるところから、子どもたちの期待やワクワク感が伝わってきてお話が始まる前から楽しい絵本です♪

 

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↑読み聞かせの時に破られてしまった、みふぃこ家のしろくまパンツ...笑

 

このパンツ、破損してしまった場合には新しいパンツと取り替えてもらえるそうです!!

(詳しくはブロンズ新社HPへ)

 

 

さて、こちらの絵本、私は1歳後半〜3歳の子どもたちに読み聞かせをしました。

色とりどりの素敵なパンツを見て「だれのパンツかなぁ?」と想像するのはもちろん、繰り返し見るうちに「これは〇〇のパンツだよ!」と誰のパンツか覚えて教えてくれたり、「へんなパンツ〜」と笑いが起きたりと、子どもたちの想像力や笑顔を引き出してくれる絵本です!

 

今は新たに『ねずみさんのパンツ』という絵本も出版されていますね!

ねずみさんらしく、絵本のサイズも少し小さめなところが可愛らしくて、そのうち買いたいな〜と思っているみふぃこです◎笑

 

遊び心のある絵本は、子どもはもちろんのこと、読み手の大人も読んでいてワクワクできますよね♪

ぜひお子さんとも、ワクワク楽しい気持ちを一緒に感じながら絵本時間を過ごしてくださいね!

 

 

#2歳児保育日記 :『お絵描き』

 

今日は大雨でしたね...!

外で遊べないので、今日はお部屋の床や壁に大きな模造紙を貼り、クレヨンで自由にお絵描きをすることを楽しみました。

 

そんな遊びの中での今日のエピソード。

 

男の子が大胆になぐり描きをしていると、たまたま描けた、とんがった角のように見える線を見て

『あ!きょうりゅうだ!』

角の近くに描かれた四角い形は

『これはトリケラ(トリケラトプス)だよ!』

と大発見していました。

意図せず現れた“きょうりゅう”を嬉しそうに教えてくれる笑顔にほっこりした今日でした♪

 

 

『わにわにのごちそう』

 

保育士みふぃこ と申します!

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前回は絵本『わにわにのおふろ』をご紹介させていただきましたが、今回は私がもうひとつ持っている“わにわにシリーズ”もご紹介しようと思います!

 

ではさっそく、今日の絵本はこちら!

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絵本『わにわにのごちそう』

作者 小風さち

絵  山口マオ

出版社 福音館書店

おすすめ年齢 2〜4歳向き(絵本に記載)

 

お腹がすいたワニのわにわに。何か食べるものはないかな、と台所へやってきます。

冷蔵庫を開けると立派なお肉が!さっそくフライパンで焼き、美味しそうにお肉にかぶりつき、お腹が満たされると最後は『ああ、しあわせな わにわに』というセリフで終わります。

 

このお話、よく見ると台所の床には“丸大豆しょうゆ”が置かれていて、なんだか わにわにの生活感を感じたり、焼けたお肉を食べる時にはお行儀よくナイフとフォークを持って「いただきます」をしたのに、いざ食べる時にはそのまま素手でお肉にかぶりつき『がふっがふっがふっ むちゃむちゃむちゃ』という音を立てながら頬張ったり。

人間ぽいけど、やっぱりワニだなと感じさせるユニークさが好きです。

 

園では、1歳後半〜3歳の子どもたちに読み聞かせをしました。『じゅうじゅう』というお肉を焼く音や、熱々のお肉に『ふぅふぅのふぅ』と息を吹きかけて冷ます音など、子どもにもイメージしたり真似して言ってみたりしやすい、簡単な擬音語やセリフが繰り返し登場するので、こちらも『わにわにのおふろ』と同様に、言葉の響きを楽しみながら見ることができる絵本だなと思います!

 

2歳頃になると言葉数も増えてきて、大人の言葉を真似して言ってみたり、自分の思いを簡単な単語や言葉で伝えようとしたり、言葉のやりとりが楽しくなってくる時期になりますね。

 

ぜひ、お子さんとも簡単な言葉の繰り返しや やりとりを楽しみながら、一緒に絵本の世界観に浸ってもらえたらいいなと思います♪

 

絵本を通した穏やかなコミュニケーションの時間を楽しんでくださいね◎

 

#2歳児保育日記 :『Runner』

 

*今週の出来事*

 

夕方の保育中、クラスの子どもたちと一緒に遊んでた時のこと。

みんなそれぞれ自分の好きな遊びを楽しんでる中、1人の男の子がブロックで作った車を走らせながら突然

『♪はしる〜はしる〜おれーたーちー!!』

と。

 

え、あなたまだ2歳よね??

 

いつもは ♪ABCのうた とか歌っている子なんだけど、なぜか突然の『Runner』にびっくり

 

パパかママがお家で聴いてたのかな!

 

2歳児の渋い選曲に思わず笑ってしまい、元気をもらった日でした笑

 

たまーに、こんな感じで思い出もつぶやいていこうかな!

子どものつぶやきって、可愛くて面白くて、一瞬で貴重。

 

『わにわにのおふろ』

 

保育士みふぃこ と申します!

私が保育士として働く中で集めた絵本コレクションをご紹介していきたいと思います◎

 

さっそくですが、今日の絵本はこちら!

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絵本『わにわにのおふろ』

作者 小風さち

絵  山口マオ

出版社 福音館書店

おすすめ年齢 2〜4歳向き(絵本に記載)

 

こちらの『わにわに』シリーズ、私が保育士1年目の時に先輩が読み聞かせしていて知った絵本で、思い出の絵本です♪(その当時は2歳児クラスを受けもっていました)

主人公のワニである“わにわに”の、生活の一場面が描かれているお話。今回の『わにわにのおふろ』では、わにわにがお風呂に入るところから入り終わった後までの一連の場面が描かれているのですが、わにわにのお気に入りの玩具や、ぐにっぐなっ…とタオルで体を拭くしぐさ、お風呂上がりの一杯など、どの場面も印象に残ります。

特に、お風呂場であぶくをとばす場面の『ぷーぷーららら、ぷーららら』というセリフが子どもたちに人気で、読み聞かせするとみんな真似して口ずさんでいます♪ わにわにの入浴場面では、子どもたちと一緒に10まで数えてみたり、わにわにがお風呂上がりの一杯に飲んでいるジュースを「オレンジジュースかな?」と自分なりに想像してみる声が聞こえたりと、やりとりも楽しめる絵本です。

絵本の背表紙に『2〜4さい向き』と書かれているように、私はこの絵本を2〜3歳の子どもたちに読み聞かせしています。「わにわにの顔がこわい」と言う子もいますが、読み始めると“わにわにワールド”に引き込まれ、集中して見ています。

読み聞かせする度に面白みが増していくって素敵ですよね♪

繰り返し読みながら、お子さんと一緒にお風呂に入った気分で数を数えてみたり、やりとりを楽しみながら見てくださいね◎